ここ最近ヘッド内重量調整・消音加工についてお問い合わせを頂くことが多かったので少し書いてみようと思います。
まず高反発加工を施す際には、ヘッド内重量調整・消音加工をオプション加工でお選び頂くことができるのですが、
その必要性としては
「高反発加工に伴いヘッド重量が軽くなってしまうこと」
「打音が大きく(高く)なること」
この二つをバラスンの良い状態に調整(復元)するためにお選び頂ける加工となります。
加工ヘッドスピードによって軽量化される重量は異なるのですが、だいたい4g~12g程ヘッドが軽くなるため、反発力を上げただけではクラブとしての性能を大きく損なってしまうのです。
そして重量調整の際には、軽量化せれてしまった箇所をピンポイントで重量調整します。
※デモドライバー写真
※実際にクラウンを開けることはありません。
写真にあるフェース面裏側で重量調整をおこなうことによって、自然に高い金属音も低くすることができるのですが、これはヘッドについている可変式の弾道調整機能を変更するように、ヘッドの重心位置を変化する作業ですからとても重要な作業となります。
あくまでも性能を優先に「重量調整」をして、結果的に音が大きくなりすぎるのを抑えている感じです。
ですので消音加工とはいっても音を全て消すための作業ではないのでご安心ください◎
それと加工による音の変化は、ヘッドの種類によっても異なります。
例えば同じヘッドスピード最大で加工した場合にも、XXIOはとても大きく変化しますがBALDOは変化量がとても少なかったりします。
人気シリーズのPING G430も比較的変化が少ないと思います。
また、使用される方にとって大切なもう一つのポイントとしては、一度重量調整してしまうと今後再調整ができないのでは、、!?
という疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが
これに関しては
再調整ができます!
沢山ゴルフをやられている方程ご存じかと思いますが、中々一打目から期待通りの結果をもたらしてくれるクラブは少ないものです。
最も打ちやすい状態でお渡しするのは勿論のことではありますが、万が一振り心地を変えたい場合や、再調整・重量の変更、重量調整以外のカスタムなどの際はお任せいただくことが可能ですのでご安心下さいませ。
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