カウンターバランス。
どうやら手元側を重たくすると飛距離が伸びるらしいよ!
そんな甘い言葉に誘われ、ウェイト単体であればそんなにも費用も掛からないし試された方も多いのではないでしょうか。見た目もかっこいい。
装着することによって、確かに安定感は増しますが、スイングとの相性もあるようで、誰しもにメリットがあるとは言えないかもしれません。
私ショップ店員としてもカウンターにして飛距離が伸びたとおっしゃる方には元々パワーがかなりあるプレイヤーの印象がございます。
おそらくその一つの要因としては、現在ご使用中のクラブにカウンターを入れてしまうことが大きな理由かと思われます。
手元とはいってもクラブの総重量は重くなるわけですから、重量アップが飛距離+方向性を実感しきれない大きな原因となっているのでしょう。
※カウンターバランスを上手に使いこなして、飛距離と方向性を両立するためには、1~2スペック、軽いシャフト「アンダースペック」をお薦めします。
私はMITSUBISHI TENSEI 50(X)を普段使用していますが、デモクラブはPING G430 HL 45です。シャフトウェイトは45g。
自分にとって通常では使用しないアンダースペックシャフトですが、20gのカウンターウェイトと合わせると私にとってはめちゃくちゃ調子がよく、平均点が上がりました。
「TOUR LOCKメーカー規準」としては、まず12gのウェイトからお試しすることを推奨しています。そこから重くできそうなら14g、もしくは16g。反対に12gで重すぎると感じれば10g。
弾道計測ができる環境で最も飛距離と方向性、そして本人のフィーリングの良いウェイトをチョイスするという流れです。
もちろん一つ一つ試しながらその時に良いウェイトを選ぶ方法も大切ではありますが、明日には良い結果も変化するのがゴルファー。
弊社では、60g台のシャフトを好まれる方は、50g台のシャフトと12g~16g程度のウェイト。60g台のシャフトを好まれる方が、40g台後半のシャフトにチャレンジする場合は20g~30gのウェイト。アンダースペックのシャフトを選ぶほどカウンターウェイトを重くするといった流れで選ばれるのがクラブとしてのバランスが良いと考えます。
元々40g台や30g台のシャフトをご使用中の方はカウンターのウェイト重量を10g弱と比較的軽めのものにすると良いかもしれません。
30g台のシャフトで重さを感じるプレイヤーは、カウンターにする必要性はあまり感じません。
そして使いこなすためのもう一つのポイント、それはクラブのフィーリング変化に対して打ち方も工夫することです。
カウンターウェイトによって軽くなったヘッドバランスにあわせてテイクバック、ダウンスイングで手首を使う量を減らしてください。
その分アンダースペックのシャフトに仕事をさせ、ダウンスイング中の暴れはカウンターウェイトに制御させます。
高反発加工とアンダースペックシャフト、そしてご自身に丁度いいウェイトを装着して激飛びドライバーのポテンシャルを引き出してください。
ウェイトの種類
・6g
・8g
・10g
・12g
・14g
・16g
・20g
・25g
・30g
それぞれカスタム高反発ページにて選択できるようになりました。
カスタムヘッドスピード指定/タイトリストページ
カスタムヘッドスピード指定/PINGページ
カスタムヘッドスピード指定/キャロウェイページ
カスタムヘッドスピード指定/コブラページ
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